メールを送信に関するセキュリティ
サイトサーブでは、第三者によるスパムメール(迷惑メール、不正中継)を防止する為に、メール送信の際に「POP
before SMTP」と「SMTP
Authentication」という2種類の方式のメール送信制限がかけられいます。どちらか一方の制限を満たしていれば、メールを送信する事が出来ます。
SMTP Authenticationに対応しているメールソフトをご利用のお客様は、SMTP Authenticationでメールを送信する事をお勧め致します。
SMTP Authenticationに対応していないメールソフトをご利用のお客様は、POP before SMTPでメールを送信してください。
OutlookExpressをお使いのかたは「SMTP
Authentication」の設定をしていただくことをお勧め致します。メールを送信するたびに、ダイヤルアップ接続を切断する手間が省けます。
「POP before SMTP」
POP before SMTPとはメールを受信した際に認証が行われ、認証が行われた時のIPアドレスからのみ、一定時間のみ送信が可能となります。時間は約1時間前後です。
1時間が過ぎた場合は、再度受信の作業が必要となります。
認証が行われなかった場合、メールソフトのエラーメッセージが表示されます。
これにより、SMTPサーバ(メール送信サーバ)が不正に使用されることを防止します。
ダイヤルアップ接続などでは、受信後接続を切断してしまうとIPアドレスが変わるため、ダイヤルアップ接続の場合は、メールを受信後、接続を切断しない設定にする必要があります。
「SMTP Authentication」
SMTP Authenticationとはメールを送信する際に、SMTPサーバ(メール送信サーバ)でユーザアカウントとパスワードの認証を行います。認証がされた場合のみ、メールの送信を許可します。
(認証にはメールを受信するときと同じアカウントを利用します。)
この認証が行われなかった場合は、メールを送信することができません。
これにより、SMTPサーバ(メール送信サーバ)が不正に使用されることを防止します。
SMTP Authenticationは 「AUTH-LOGIN」、「AUTH
PLAIN」、「AUTH CRAM-MD5」と呼ばれる認証方式があり、サイトサーブでは上記3つの認証方式に対応しています。
SMTP Authenticationを利用してメールを送信するには、SMTP
Authenticationに対応しているメールソフトが必要となります。
サイトサーブで動作が確認できているSMTP Authentication対応のメールソフトは以下のとうりです。
Windows |
Outlook Express 5 (AUTH-LOGIN)
Outlook Express 4.0 (AUTH-LOGIN)
Netscape 4.7 (AUTH PLAIN)
Pegasus Mail 3.1 (CRAM-MD5)
Eudora 4.3.2-J (CRAM-MD5) |
Macintosh |
Outlook Express 5.02以上 (AUTH-LOGIN)
Netscape 4.7 (AUTH PLAIN) |
※カッコ()の中は認証方式です。 |