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電子メールを書くことは、ビジネス文書、書類を書くことよりも、難しい側面を持っています。なぜなら、書類として印刷をしてしまうと、相手の環境にほとんど依存しないからです。
最近のメールソフトでは、メールに書かれたURL(インターネットアドレス)は、ダブルクリックまたはクリックすると、ブラウザが開き、そのページを表示するものが多いでしょう。ですがこれも、「必ずそうなる」ものでもありません。読んでいる人が、そのURLをコピー、ブラウザのアドレス欄にペーストをする必要があるかもしれません。
たったこれだけのことでも、環境によって異なってきます。
機種依存文字など使ってはいけない文字があることも先に述べましたが、最低限のマナーを知り、その上で、相手にとって明瞭でわかりやすいメールとなることを、心がけたいものです。
それがビジネスにおけるメールではないでしょうか。またプライベートなメールである場合にも、基本的なマナーは、守られるべきだと考えます。
特に、携帯メールの手軽さ、暇つぶしにコミュニケーションを楽しむような使い方から「メール」に接触し始めた人にとっては、全く次元の異なるものと、心して取り組むべきものかもしれません。